医師国家試験問題解説

医師国家試験直前の過ごし方

2020年度の医師国家試験まであと少しです。直前にするべきこと、するべきでないことを書き連ねてみます。

ズバリ 平常心をどこまで保てるか がカギです(まさに医療に似ています)

するべきこと

  • これまで模試等で間違ったところの解きなおし、リスト化(一度間違えたところはまた間違える!)、その部分の病態生理が理解できてなければ教科書に戻って確認
  • 生活リズムや生活習慣(食事内容、運動等)の修正(国試は朝から始まる!)
  • 国試の時間割に合せた勉強時間割にする(時間感覚、長時間の拘束に耐えられるように)
  • 勉強しない日を計画的に作る(休息も大切!)
  • 当日持参物の確認と準備(前日だと間違える!)
  • 試験会場への行き方や出発時間の確認

するべきでないこと

  • 新たな問題集や模試に手を出す:計画通りなら許容だが、焦りだけが増える可能性大!
  • 一つ一つに完璧を求めて重箱の隅ばかり:常に全体を俯瞰しましょう。8割解ければ受かります!
  • 長時間の無理な勉強:一日に集中できる時間は限界がありますし、体調を崩しますよ
  • 働き出してからの心配(国試後にいくらでも心配してください、そして無駄です)

ABOUT ME
清水 少一
産業医科大学医学部 免疫学・寄生虫学 講師/ 医師、博士(医学)、感染症・総合内科・産業衛生のトリプル専門医。 Researchmap https://researchmap.jp/show1